[二〇二一年八月二十四日]
YAESU FT-7 ジャンク、買い
"「PC110」でのSSTV受信・受像の可能性を探る"ことから始まって、"ループ・アンテナの試作"辺りを放浪しながら、やがて、古い"アマチュア無線通信機"への郷愁止み難く、遂に、昔手放した「FT-7」のと同じ機種に思いを寄せて、手繰り寄せてしまった。(¥4,719送料込み)(図1)
"性能"は、"今様の通信機"とは比べ物にならないほどの低さだろうとは思うが、禍々しいと言ってもいいほどズラリと"押し釦"が並んだ"近代機器"とは違って、これは必要最小限のツマミを"品良く"配置してあって、"私好みの良いデザイン"なのだ♪
競り落とす前の写真からは、酷く汚い感じを受けたのだが、現物は、沢山の"泥・埃"がこびりついていただけで、それを洗剤を付けながら、擦り落としたら、随分、綺麗(?なジャンク)になった。(図2[クリック])
(ジャンクは、見掛けに依らぬもの!笑)
これは、周波数が高くなるほど、"感度・音量"が低くなるようなので、21MHz帯は、7MHz帯よりも静かだ。いや、静か過ぎる!
該社資料によると、感度は0.5μV/S/N比:10dBだそうだが、これ、全バンドで同じなのかなぁ?
今の"感度差"が、改良出来るのかどうか、追々調べて行きたい。
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+++ 電源コネクタについて +++
このジャンクには、ちゃんと「電源プラグ+コード」が付属していたのだが、このコードは車載用で3m程あって、固定で使うには長過ぎるし、束ねても、かなり邪魔になる。
使用目的が"受信だけ"なので、簡便な方法を考えた。(図3)
当初、プラスとマイナスだけで十分だろうと思っていたのだが、それだけだと、どうもおかしい?
そこで、コネクタをバラシて接続を見た。(図4[クリック])
矢張り「ジャンパ線」が必要だった。
1oφの銅線を、ペンチで固く巻き付けて、対処完了。
+++ 電源について +++
電源として、「小型スイッチング電源(12V,2A)」を使うつもりだった(図5)が、もしかしたら、これは"ノイズ発生源"になるのではないかと危惧している。(まだ、確認はしていないが)
他方、邪魔になるので廃棄するつもりだった、「可変式DC電源」を調べたら、これは旧式の"トランス減圧型"で、ノイズ発生は少なそうだ。(図6[クリック])
これに、切り替えることにした。(旧い酒は、旧い革袋に!かな?)
こんなことがあるから、旧いものは捨て難い。
...でも、新しい物の置き場所を確保する為には、何かしら、捨てなければならない。