[141111]
ドライブ・レコーダのジャンクを、買ってみた
何時もはジャンク・ノートを探し回る店に、珍しいものが、あった!
ジャンクのドライブ・レコーダで、“上手く手入れをすれば、動作するかも”とのコメント付き!
(どうやら、腕の立つ店員さんが自ら実験をされたらしい。情報感謝!<(_"_)>)
多分、美味しいジャンクだろう!と、1台買って来た。(¥780税込み)
ついでに、固定用ホルダも、1個!(\200税込み)
実験してみると、「USB接続」で素直に動作した♪
別途、5V電源を差し込む口を設けたり、ジャンクの携帯用バッテリ(DoCoMo電池パックMO3)を代用品にしたりして車載用にして試写してみたら、結構ちゃんと撮影出来ていた。
(下記に、映像有り↓)
これの欠陥は、「設定メニュー」の日本語訳が無茶苦茶なことと、バッテリを外すと「日付・時刻」がデフォルトに戻ってしまうことだ。
資料が無くて、品名はまったく分からず。が、ネット上の種々の類似画像から、どうやらDVR-34とか、DVR-027、あるいはAZ-189DRの同類品とみた。(ここでは、仮にDVR-34としておく)
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内部構造
USB接続では動作したのだが、車内には以前から幾度か改修して来た+5V電源があるので、それを使えるようにしたい。
中を見るため分解してみたが、4本のビスを外して簡単に“三枚下ろし”に出来た。(図3、図4<クリック>)
バッテリ/SDカード側には、特に目ぼしいものは見当たらないが、LCD側基板上には、3種のIC、LSIがあった。
図の上から順に下へ、
[N25S16]=16Mビット・シリアル・フラッシュメモリ
[SPCA1521A]=ダッシュボード・カメラ(つまり、ドライブレコーダ)用プロセッサ
[48LC4M16A2]=64Mbit SDRAM
フラッシュ・メモリが載っているから、色々な「設定値」はずっと保存されるはず。(だが、まだはっきりしない)
電源受口の増設
+5V電源をUSBケーブルを改造して供給する方法もあると思うが、車内には小型プラグの付いた+5V電源が利用出来るので、それを使うことにした。
小型レセプタクルを瞬間接着剤で基板に張り付け、筐体側面に孔を開けて、+5V電源用プラグを差せるようにした。(図5)
(そこまでは上手く出来たのだが、最初は配線方法・箇所を間違えた。ウッカリとバッテリ端子に接続してしまっていた。後で間違いに気が付いて、USB電源の方に接続し直した)
外部からの+5V電源は、結局、USB電源端子に繋いで、上手く行った!(図6<クリック>)
尚、“USB経由で動作させる方式”は、勿論電源も供給出来るけれど、ドライブレコーダ用の「設置メニュー」が出て来ない。
(もしかしたら、PC側からUSB経由で、何らかの設定操作が出来るのかもしれないのだが、分からず)
代用バッテリ
上記、豪腕店員さんに教えてもらった“これに使えるバッテリ”は、「BL-5C」だそうな。感謝!<(_"_)>
一応、ネットで探して注文してみることにしたが、取り敢えず、ジャンク・バッテリでサイズが合いそうなものを買って来た。(DoCoMo電池パックMO3 3.7V,900mAh \100税込み)
これに、細リード線を半田付けして繋ぎ、1時間ほど充電したら、一応使えるようにはなった。(図7、図8<クリック>)
だが、“持ち|保ち力”は、あまり良くなさそう。(ジャンク品だから、当然!?)
で、問題は、このバッテリの時刻計時力なんだが。
今までの実験では、1、2日放置しておくと、必ず日時・時刻がデフォルト(2013.1.24だっけ?)に戻ってしまっている。
だから、このレコーダを働かせる前に、毎回(面倒だが)年月日・時刻の設定をしなければならない。
そうでなければ、毎回このドライブレコーダを、取り外して来て、室内で充電をしておかないといけないのだ。
(ワンタッチでは外せず、結構面倒!)
誤メニュー
バッテリか、+5V電源で動作させると、「MENUボタン」や「MODEボタン」が有効になる。
“取扱説明書”が無いので、“ネット上の広告文句”などを眺めながら、(試行錯誤で)何が出来るかを調べてみた。
「日時の設定」はそれ程難しくはなかった!
問題は、バッテリ充電が上手く継続していればいいのだが、“バッテリ切れ”になると、“運転前に、日付の打ち込み”が必要になることかな。
また、「動き検出の設定」と「ループ・レコーディングの設定」は、二律背反的|トレードオフ的で、どちらか一方だけで動作するらしいことが、やっと分かった。
まだ良く分からないのは、「ループ・レコード時間」と「遅延シャットダウン時間」の違いだ。
同じ時間幅を使ったら、どうなの?...拙いのかな?
...(もっと、研究が必要らしい。苦笑)
それにしても、“ON”に“オフ”、“OFF”に“オン”とカナ文字が当ててあるのは頂けない。(笑 図10<クリック>)
“余計なお世話”、“贔屓の引き倒し”、“憲法九条ノーベル賞申請”ってやつかな?
(多分、それで、廃品・ジャンクになったのではないか?!)
毎回、頭が混乱させられるので、“自前の設定表”を作って貼り付けておく羽目になった。(図9)
撮影映像例
「MENU」で色々設定する前に、取り敢えず、“デフォルト設定”で道路走行を撮影してみた。
設置場所は、出来るだけ運転席側にしたかったが、「バックミラー」と「アンテナ・シート」との板挟みになるので、止む無く助手席に近い側に取り付けざるを得なかった。(図11)
撮れた幾つもの映像ファイルの中から、約137MBほどの「AVIファイル」を、「Windowsムービーメーカー」で編集して、(半サイズ画面の)「WMVファイル」に変換し約26MBにしてみた。(映像1<クリック>)
高精細で撮影すると、当然、記録ファイル・サイズは巨大になるが...うーん、これで道路脇の看板文字が読めたり、他車のナンバーが読み取り易いかは疑問。
まぁ、万一の事故に備えるには、高精細に設定しておく方が良いだろうと思う。
(尤も、今まで、事故歴が極少な私の場合、こんな“走行記録”なんて“掛捨て保険”と同じかも!なんちゃって!笑)