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[二〇一六年六月九日]
IXY−L4ジャンクを、また買った
ポケカメの)IXY−L4を孫息子に触らせていたらコンクリートの上に落としてしまい、レンズが歪んで使えなくなってしまった。

そこで、次々廉価なコンパクト・ジャンクを漁っていたのだが、いずれもレンズ・エラー品(図2<クリック>はその一部)が多く、なかなか使えるモノが得られず連敗中!(4個総費用¥3、625送料、手数料込み)

今回買ったIXY−L4は、「動作未確認」との説明があり、説明写真ではレンズは収納状態だったので、即決で落札したもの。(図1左側 ¥1、150送料込み)

外観には殆ど傷みも無い美品だが、やはり動作には問題ありで、撮影画像に偶にノイズが混入すること、やや緑色が強過ぎる傾向があることなど、常用には難が伴う。
だが、リスク承知で「胸ポケ用」として、現用のIXY−L3(図1右側−レンスバリア欠)の代わりに、注意しながら暫く使ってみようと思う。

この「胸ポケ・カメラ」は、時々、大変役に立つ。
風景撮影に、よくC−770UZを携行するのだが、補助バッテリを3個携帯するも、撮影枚数が多いため、往々にしてバッテリ切れになってしまう。その際に、この「胸ポケ」は、“緊急救済撮影役”を担える。
しかし、レンズ・エラーばかりのこれらIXY−L3/L4ジャンクは、ほとほと嫌になっている。だが、他の機種でこんなに軽量・小型なモノが無いのが辛い!


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ノイズ混入不良
専用バッテリ(NB−4L)とSDカード(512MB)を装着して、試写してみた。

あれ?あれ!シャッターボタンを押す途中で、画面にライン状ノイズが走る!
撮影してみると、そうしたラインが写っているのや、写っていない画像が色々ある。
(図3は部分拡大、図4<クリック>は、当該箇所)

発生理由は、よく分からないが、どうもフォーカス動作時に発生しているようだ。
同じモノは捕まえられず、発生現象も捕捉し難い。(苦笑)


接点群の確認
外装を剥し、分かる範囲でコネクタ接点の不調の有無を調べた。

コネクタ接点の不調の多くは、固定部を開け閉めしただけで回復することが多いので、それをやってみた。(図5、図6<クリック>
だが、どれも改善効果は見られず。

シャッタ・ボタンの押し下げ時に、ライン状ノイズが発生することから、フォーカシング動作時にレンズの配線周りから出ているのではないか?と思う。
これは、いずれ、この機種特有のレンズ・エラーになって行く前兆ではないのかな?

しかし、レンズ周りの修理は、殆ど成功した試しが無いから、其処までは触らないことにした。

試写
試写は、取り敢えず庭の風景にしたが、もっとカラフルな事物を写してみないと良し悪しは言い難いし、(カメラの)「撮影モード」にも依るのだが、ちょっと緑色が強い感じがする。(図7)
もう少し赤味を加える加工・修正をすると“暖か味”が増すようなので、事後の「色味の修正」が必要かもしれない。

それに加えて、時折ライン状ノイズも混じり込むので、撮影時に、それを避けるよう気を付けねば!(図8<クリック>

そろそろ、このIXY系は諦めて、携帯電話の小型のもので代用は出来ないか?と考えているが、果たして、適当なものがあるんだろうか?


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