[二〇一七年二月二十八日]
MK-1M故障機を、ML-1Mに入替えた
先日から、宅配便/業者が来てインターホンを鳴らしている様子なのに、(看視系で)姿は見えても(チャイム)音が聞こえず。
一階では問題無くて、二階側のインターホンが不調のようだ。
調べてみると、映像は出るし通話も出来るのに、“呼び出しチャイム音”だけが鳴らず。
(インターホン/ドアホンで、呼び出し音が鳴らないのは、致命傷だ!)
もう、このジャンクも寿命だろうと、修理は考えずに、保存してあったMK-1Mに交換したが、それも不調。(オヨヨ!)
仕方が無いので、またジャンクをヤフオク!で探して落札した。(\1,300送料込み)
ただ、入手出来たのは、ML-1Mという別機種で、これがMK-1Mと並列運転出来るかどうか不明だった。
だから、これを落札したのは、“読みの深さ”と“運天任せ”だったのだが、運良く、並列運転は合格!(図1)
この機種が使えるかも!と読んだ“読み(の深さ)”も、成功したわけだ。(高笑...なんちゃって 図2<クリック>)
ま、これで暫くは、一、二階同報運用は、問題無いだろう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
並列接続の可否は
以前調べた範囲では、(MK-1Mに対して、MJ-1Mなど他機種との組み合わせはダメで、)MK-1M2台での“並列運転だけはOK!”と分かった。
だが、未だ試していないものについて、常識的な“思い込み”や“決め付け”はメリットが少ないものだ。
ヤフオク!で探していて、偶々このML-1Mが見付かったので、これと(一階の健在な方の)MK-1Mとの並列運転の可能性について考えてみた。(図3)
アイフォン社資料4/6頁では、まったく“互換性”も無ければ、“子機との共用性”も無い!と表記されている。(図4<クリック>)
でも、今までの経験と勘では、“並列運転は可能では?!”との“心の叫び声”が強かった(笑)ので、物は試し!ダメモト!で落札した次第。
モノ(ML-1M)が来て、試してみたら、まず“子機の共用(MK-DA)”は可能だった。(本来の子機は、ML-DAのみ)
次に、親機MK-1Mとの並列運転はどうかをみたが、これも可能だった!
つまり、玄関子機(MK-DA)の押しボタンで、一階親機(MK-1M)と二階親機(ML-1M)の呼び出し音が鳴り、どちらにも映像が出て、どちらからでも子機に応答出来るってことだ。
・・・これで、必要な系に戻せた!バンザイ!
考え方
親機2台並列接続で、何が問題になるか?だが、まず子機の“押しボタン押し”で、どれだけ“線路インピーダンス”が下がるか?が重要のようだ。
十分に下げ切れない子機を使うと、親機が反応しないし、ましてや2台では、難しくなる。
また、異種親機では、“入力インピーダンス”の高い方の親機だけが先に反応して、もう一方は無反応のままだったりする。
だから、子機−親機、親機−親機皆の相性が良くないと、こうした並列運転・同報系には使えないってこと。
ま、色々実験してみると、そうしたことが分かって来る。(笑)
兎に角、インターホン/ドアホンは、常時使うものではないけれども、スポットで重要な物だから、故障には即応出来るようにちゃんと予備機を用意しておきたいと思っている。