[04319]
LAN用クロス・ケーブルを、作りました
先日、PC110用にAP(アクセス・ポイント)を増設した時、「(HUB増設用の)アップリンク・ポート(/カスケード・ポート)」がもう1口必要になったのですが、ルータ(LinksysブランドのBEFSR41 中古\2,380+税)に1口しか無い上、それは既に埋まっていました。
このポート不足を、自作クロス・ケーブルで補ってみる事に。で、首尾は上々。
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問題は
例の追加無線APは、HUBでもあるのですが、これにはアップリンク用のポートが無いんです。
メインHUB(CentreCOM 3012T)にアップリンク用のポートがあれば何とかなったのですが、生憎、これにも無い。(あるにはあるのですが、特殊な変換器を使わないと駄目。)それでこいつが、ルータ側のアップリンク・ポートを消費していたわけでして...
以前、HUB同士をクロス・ケーブルでリンクした事がありますので、今回もその方式でやってみようと、(圧着工具もある事だし、)取り敢えずクロス・ケーブルを自作しました。
それを併用したら上手く行って、ルータから、追加した無線APへはこのクロス・ケーブルで接続、従来のAPへは通常のストレート・ケーブルで、メインHUBへはアップリンク・ポート経由ストレート・ケーブルで接続できました。(ついでに調子に乗って、余分に2、3本クロス・ケーブルを作ってしまいましたが。f(o^;)
接続方法
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
橙白 | 橙 | 緑白 | 青 | 青白 | 緑 | 茶白 | 茶 |
| | | | | | | |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
緑白 | 緑 | 橙白 | 茶 | 茶白 | 橙 | 青白 | 青 |
コネクタ部の結線は、引っ張り出して来た旧いメモを見ながらやったのですが、これには「ピン番号-ピン機能」で書いてなくて、線の色で書くという大変実戦的な(実践的な?)記法でした。
幸い手持ちの線種はそれ程入れ替わってはいませんので、そのまま通用しました。(が、あまり汎用性は無いでしょうね。z(-^;;)
尚、左図の番号は自分の覚書用に適当に付けたものですが、多分...1,2がTX+,TX-で、3,6がRX+,RX-ではないかと思ってます。(余談ですが、この4本の接続さえ間違えなければ、他の線はどうでもいいような気がするのですが、どうなのでしょう?)
工具やHUBのこと
最近は、LANケーブルも安くなって来たので、以前買った10Base-T用圧着工具(\1,970+税)はもうお役ご免かな?と思っていましたが、なんのなんの!こんな風に、クロス・ケーブル(特に適当な長さのやつ)などを自前で作れて便利が良いので、まだまだ使えそうです。
クロス・ケーブル方式でやれば、アップリンク・ポートが無い/(?不適な)CentreCOM 3012TのようなHUBでも、増設が可能です。
このタイプのジャンク品も、一時結構高くなっていたのですが、最近再び安くなっている店もあるようなので、綺麗なのがあればもう1台買い足してもいいなと思っています。(ただし、安ければ、ですが。)
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