[120928]
PW-AT760 液晶ワレ品を買って、液晶を入れ替えました
先般、電子辞書PW-AT750の不動品(正確には、動作途中停止品)を参考として買いました(千六百円強)が、これの液晶部は正常だったので、(「一期一会」は暫く休業にして、またぞろ、)正常本体を探して、「液晶入替え」を考えていました。
(本来なら、もうソフト的な興味が薄れた機器なのですが、ハード的にはまだ興味があって、“不完全品の組み合わせ”で完成させたいと思ってた)
先日、偶々液晶ガラス割れのPW-AT760をネット・オークションで見付けたので、多少強引に落札しました。(左写真<クリック>の右側 総費用\1,508送料、手数料込み)
それの液晶部を組み替えて、ちゃんとしたPW-AT760/AT750が再生出来た!(左写真)
(結局、トータル三千円を超える、小型ジャンクとしてはコスト高?の品物になりました)
残った“割れた液晶部”を参考に分解してみたら、構造はシンプルですが、何度も分解・組立に耐え得るものではなさそうでした。
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液晶部入替え
液晶部の入替えのための「液晶部取り外し」は、比較的簡単!
筐体裏面のビス6本を外してから、先に筐体後部上下/表裏をこじるようにして開ければ、簡単に“殻割り”出来る。(左写真)
主基板が露出すれば、液晶部はビス1本、フレキ・コネクタ1箇所を外すだけで、分離出来ました。(左写真<クリック>)
それを、良い方の液晶部と入替えて留めて本体を閉じれば、オワリ!
結果は、望み通りきちんと表示出来るようになりました。万歳!
でも、ちょっと気に食わない点があります。それは、液晶表示下部のネーム・プレートが「PW-AT750」に変わってしまったこと。筐体裏側は、PW-AT760のままですがね。(まぁ、これは仕方無いか...)
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液晶部の分解・確認
ついでなので、“割れ液晶部”を分解して、構造を確認してみました。
最初に「飾りモール」を外す。これは、全部“ホック留め”なので、出来るだけ“小爪”を折らないようにそーっと。(でも、結構難しいけど。左写真)
このモール本体も、あまり強いものではないので、折ったりしないように注意しました。
モールを外すと、両サイドに2個ずつ小ビスが見えます。(左写真<クリック>)
それらを外して、“2枚おろし”にしようとしたら、“ちょっと待った!”が掛かってしまいました。
(あー!まだ他に、小ビスがあることに、気が付かなかった!)
底面のビス群
外すべき小ビスは底面にも、3個ありました。(左写真)
その事は、事前に液晶部の周辺を丹念に調べていれば、先に分かったはずなのですが。
(実は、本体に取り付けた状態のまま、液晶部を分解してみようと始めたために、その部分を見落としていたわけです)
(そして、当初は本体を分解せずに、液晶部だけを分解してみたかったからなんですが)
でも、やはり「液晶部」は単独状態で分解すべきでした。
外した「背板部」の内側には、あちこち局部的な膨らみが見えますので、これを手で丁寧に押し込んでやれば、かなり修正は出来そうなので、“本体表面の目立つ凹み”はある程度消せそうですね。
(しかし、「飾りモール」の“留めホック”やあちこちのひ弱さが気になるので、これの分解作業はあまりやりたくな〜い)
液晶表示部
液晶部は、がっちり組まれた「液晶モジュール部」と「前枠」から成っていました。
入れ替えたかった「ネーム・プレート部」は、やはり液晶ガラス面にぴっちり糊付されているようで、一度剥がすと皺が残って不恰好になるのは間違いない。
なので、これの張り替えは諦めました。
液晶モジュールの背中には、コントロール回路、駆動回路を載せた基板があります。(左写真<クリック>)
私のような素人がこれを見ても、あまり参考にはなりませんが、もしこのモジュールに「バックライト」を入れようとしたら、どんな形に出来る/なるかな?と考えていたりして。
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