［１６０１２５］
首振りダミーカメラを、買ってみた
首振り機能を知りたくて、こんな玩具ダミーカメラを買ってみたが、動作させてみて、その阿呆さ加減が可笑しくて、つい笑ってしまった。（￥１，３０５送料込み） （図２<クリック>で動画再生）
首振り機能は分かったが、別の小型カメラを詰め込めそうにないし、そのまま使うにしても音声アナウンス（警告）は英語で、日本人犯人にはチンプンカンプンだろうし、面白くて全然警告にもならん！
それに、いかにもダミーですって感じがプンプンだ。（爆笑）
研究用だとしても高価過ぎで、愚かな買い物だったと反省しきりだ。
こんなのは、実験・研究用としても、三百円程度の品物だと思う。
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内部は？
ビス三本を外せば、上の電池ケース（単三型三本）は簡単に外せる。（図３）
中は取り立てて言うほどのものは無さそうだが、色々の機能は全部一個のＩＣが受け持っているようだ。
「動き検知」によって、「ＬＥＤの点灯」、「警告音声の発音」、「本体の首振り用モーターのＯＮ／ＯＦＦ」をやらせている。
その「動き検知」だが、目を明るい方へ向けておくと、何時までも警告音を発しながら首を振り続けるという面白い特性がある。
まぁ、「動きを検出」した後の「本体の首振り」なんて、丸で意味が無いと思うが。
それはさておき、中に別の小型カメラを仕込めるかな？と考えていたのだが、とてもそんな空間は無さそう。（図４<クリック>）
パッケージ、外見など
売主は、流石にこの「英文パッケージ」では拙かろうと載せていなかったが、「警告音が英語」であるという説明はあったので、騙しの商品ではない。（図５）
しかし、現実の「英語の警告音声」は、まず日本では通用しないことは明らか（！？）なので、私のような“もの好き”しか買う人間は居なかろうと思う。（笑）
いや、いや！ ・・・ 最近では不法外国人による窃盗犯罪なども増えているそうだから、ひょっとしたら！東京の歌舞伎町辺りでなら有効か？
でも、「電源スイッチ」が筐体下にあるので、このダミーは高所据え付けには向かない。（図６<クリック>）
あれこれ考えると、これは「本式のダミーカメラ」（？）としても失格のようだ。将に、「玩具」の域を出ていない。
これを作らせた商人の頭が可笑しいのか、設計を請け負った技術者の方が凡庸なのかは分からないが、多分、どちらも仕事の丁寧な日本人ではなさそうだ。