[2017年12月09日]
DTN-600白面ジャンクを、買った
“病膏肓(やまいこうこう)に入る”とはこのことだろうが、今、ジャンクのハンディ・ナビ機の収集と修復に夢中♪
動作品が10台余になろうかというのに、未だに“不動ジャンク”を漁って、その修復・修理に勤(いそ)しんでいる。(苦笑)
今回は、前面が白色のDTN-X600だが、電源が入らない上に、黒色の裏面がネチャネチャの逸品だ!?(¥870送料込み)
“電源が入らない”の原因の定番は、内蔵バッテリの寿命が来て、充電も放電も出来なくなっているのが普通で、そこを工夫・改造したら、治るものが多い。
だが、このジャンクは、それ以上/以外だった、“元気バッテリ”でも動作せず、“外部USB電源”でも(一瞬電源は入るが、)継続動作はしなかった。
それらを、今回は見事に解決出来た!(図1)
更に、裏面のネチャネチャ皮膜を、アルコール(イソプロピル&エチル)を吹き掛けるだけで、ネチャ付きがほぼ無くなった!...かな?(図2<クリック>)
んでもって、スマホ用の“電池パック”(のジャンク)を背負わせたら、コンパクトになり過ぎて、常用の「スケてるメッシュケース」が(逆に)収納不適になってしまった。(泣笑)
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ネチャネチャ払拭
新品の時はソフトタッチだったろう塗装も、年月を経ると、ネチャネチャに変貌するものがある。
DTN-X600系の塗装もその類だが、それを拭い取るのに大変梃子ずった経験がある。
あの時は、アルコールを吹き掛けてから、ゴシゴシ擦って、表面層を取り除く作業をしたが、今回はやや違った。
イソプロピル・アルコール(イソプロパノール)を吹き付けてから、そのまま置いておくだけ。あるいは、付着しているゴミなどは、布地で丁寧に拭き取るだけにした。
それだけで、ネチャネチャが消えて無くなってしまった!(図3、図4<クリック>)
後は、艶出しの為に、柔らかい布地で擦っただけだ。
ただ、本当にイソプロパノールとエタノールだけで、片が付いたのかどうかよく分からない。もしかしたら、これ限りの改善なのかもしれない。
今の処、未だ半信半疑なので、他のネチャネチャ塗装でも確かめてみたいと思っている。
電源部補修
ケースの方の鬱陶しさ(ネチャネチャ)が無くなったので、“電源入らず”の方に取り組んだ。膨らんでいて使えなかった内部バッテリは取り除いておいた。
“不良症状”と主基板上の「シルク印刷文字」を見て、兎に角、“外部電源の入力側(USB端子)”にも、“バッテリ側”にも、どちらにも何か変換回路が入っているのではないか?と思った。
それらのどちらもが、死んでいるようだ。
USB経由の充電回路も死んでいるし、バッテリによる駆動回路も働いていない。
そこで、ダメモトで、3.7V(電源)を、主基板上のTP(Test point)「VBUS」や「DC_VCC」や「VBAT」に、直接加えながら、「電源押しボタン」を押してみた。
「DC_VCC」が、大当たり!(図5)
今回は、DTN-X601の場合とは違うTPの方が、正解のようだ。
何も副作用も無く、正常にナビ機が動作した。
ついでに、充電してあったスマホ用バッテリ(2300mAh)で起動してみたら、問題無く動作した/させられた/させることが出来た!(図6<クリック>)
携帯バッグやUSB経由のこと
現在、どのナビ機も、携帯バッグ(主に、「スケてるメッシュ・ケース B7版」)に入れて、持ち歩いたり、保管しているのだが、今回のは、“厚み”が厚い為か上下共に、上手く合わず画面の一部が隠れてしまう問題が出て来た。(図7)
その内また、具合の良いバッグを見付けねばならない。
そのバッグとやや関連するのだが、バッテリの充電をどのようにするか?だが、これは本来はUSB端子経由でやるはずなのだが、それが出来ない。
一回毎に、本体ごと取り出して、バッテリを直接充電する方法にするつもりなので、簡単な接続構造にした。
尚、USB端子経由だと“充電”は出来ないが、エクスプローラで見るとファイル群が見えるので、“情報のやり取り”は出来そうだ。(図8<クリック>)
今はやるつもりは無いが、このUSB系が繋がっていれば、必要な時にはUSB経由で細工をして、WindowsCEを起動させられるってことだ。