[二〇一七年六月二十四日]
BubbleScope(360度俯瞰用アダプタ)を、買ってみた
魔流さんから紹介して頂いた360度俯瞰出来るアダプタを、ヤフオク!で探したら、iPhone5用のが見付かったので、買ってみた。(図1 総費用¥1、530送料込み)
iPhone5用だそうだ(図2<クリック>)が、動く機種を持っていないので、iPhone4で何とかならんか?と試したが、絵が全部は映らず、ピント不整合の方は何ともならんかった。orz
元々、看視系を考えているので、USBカメラへの取り付け具合を調べてみると、300万画素(Microsoft製HD-3000)ではピントが合わず。
30万画素の3D WEBカメラ(CHUSEI製CS-3DW300)なら、ピント調節が出来て、窓軸合わせも容易なのだが、如何せん絵が粗過ぎ!(泣)
それは兎も角として、360度だと何がどこまで見えて、全域看視用には、視角が何度位あれば良いか?を推測する手掛かりになりそう。
その意味で、これが、そのまま実用にはならなくても、参考にはなるだろう。
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iPhone5専用!
手元に来てから、早速、iPhone4で試してみようとしたのだが、やはりホルダーにきっちり嵌め込めない。無理に押し込んでみたが、カメラの目玉の位置が合わない。(図3)
その状態で、どのように映るか、(iPhone4の)カメラで観たら、かなりの部分は見えるが、レンズの中心が合っていない為に、隠される部分が残る。(図4<クリック>)
まぁ、それよりもピントが合っていないことの方が、問題は大きい。
これは、iPhone5を使えば解消されるのか?それとも、このアダプタ自身の不具合なのかは分からないが、アダプタ側に“ピント調整機能”が無いのは、やはり拙いと思う。
アップル社の設計・製造精度は高いから、アダプタはそれを信じて、ピッタリに作ればいいってことかな?
確かに、このホルダーにiPhone5を嵌め込んだら、きっちり納まってしまい、なかなか取り出せなかったもんなぁ。(苦笑)
USBカメラでは?
Microsoft製HD-3000(300万画素)は、「前枠/窓飾り」が厚過ぎて、そのままでアダプタを取り付けても、視野が狭くなり過ぎて面白くない。
これの「前枠」は、後部の隙間から小ビス2本を抜けば、外せるので、それを外し、アダプタを最近接状態でセットしてみた。(図5)
それで、表示領域は拡大出来る。だが、ピンボケは解消出来ない。(図6<クリック>)
ピント調整は、カメラの方でしなければいけないのだろうが、生憎このカメラは固定焦点式なので、可動部分は接着されていて動かせない。
無理に廻そうとすると、台座共々壊れそうなので、止めた。
この絵柄では、視野角の詳しい分析も出来ないので、早々にこれらの組み合わせ使用は諦めた。
3Dカメラでは?
3D WEBカメラ(CS-3DW300)は、30万画素しか無いのだが、「スマホ用魚眼レンズ」などとの相性が、結構良かったので、これで試してみた。
これは、「前丸枠」を外しておけば、アダプタを無理なくピッタリくっ付けられること(図7)と、カメラ自体、多少の焦点調節が出来る点で具合が良い。
まだ、完全ではないが、有る程度ピント合わせをして映してみたら、上記HD-3000を使った場合よりもずっと鮮明に見えるようになった。(図8<クリック>)
しかし、カメラが低解像度だから、狭い部分の拡大・変形をしても、それ程見易い映像が得られるわけでもないだろうと思う。
これで分かったのは、アダプタ側に“ピント調整機能”もしくは“深い焦点深度(特性)”が無いと、大抵は、使い物にならないということ。
これは、元々スマホ用やiPhone用の流用だから、仕方が無いのかもしれないが、かといって、今更、カメラ側をiPhoneやスマホに乗り換える力量・気力も無い。
やはり、「USBカメラ」をベースにした“アダプタの利用”を主にしたいと思っている。