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ThinkPad R30のバックライト改善を、試みました  *廃棄(2011年07月27日)

sinさんから、ThinkPad R30/R31用の液晶表示部やキーボードを頂いたので、R30R31の改善・整備をしました。(感謝!<(_"_)>)

R30で懸案だった蛍光管の交換と、R30/R31黄変した導光板端部の研削/紙ヤスリ掛けをしてみましたが、処置が中途半端だったせいもあって、“輝度アップと白色化”は不成功。(“念”と“表示ムラ”は、残った♪左写真)
現用メイン機TP600E改と画面明るさを比較した様子が、左/上写真<クリック>。(この液晶表示部は、使うのを諦めました)

結局、R30には、頂いた液晶表示部の蛍光管を入れ替えて、搭載。
他方、当初蛍光管を替えたR31は、キーボード入替で全体的に満更でも無くなった感じ! で、“長期残留組”に入れておく事にしました。
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R31のこと
R31の方は、sinさんから頂いたキーボードに入れ替えたら、(パーム・レストも、結構綺麗だったので、)キーボード面は見違えるようになりました。

それに、(TP600E改の画面明るさには負けますが、)改善実験をしたR30と比べると、画面はずっと明るくて白い事が分かって、改めて見直しました。(左写真<クリック>)

尚、今回は液晶表示部を置き換えて、改善具合を見るベンチとしても、使いました。
(しかし、色々やってみて、“R30/R31系の画面明るさって、元々こんなものなのかな?”と思ったり...まさか!)

蛍光管の入替
頂き物の液晶表示部は、やはり暗く黄味掛かっていたので、まず、(ターゲットが現れた280円也の新品蛍光管と入れ替えました。

少し脱線しますが、パネル・メーカが違うと、蛍光管組み付け部の構造が違っていて、蛍光管交換のし易さも違いますね。 (SAMSUNG製パネルより、HYUNDAI製の方が入れ替えが、楽でした)

入替結果は、やはりR31の場合と同じで、TP600E改と比べると、かなり暗い。(左/上写真<クリック>の左側。表示部を、R31の方に載せ替えて、改善具合を見た様子)

導光板の端部
蛍光管を替えても暗いのは、もしかしたら、バックライト導光板端部の“黄変”が原因かもしれないとの話があったので、思い切って導光板端部を研磨してみる事にしました。
処置した導光板は、元のR30の液晶表示部の方。

しかし、処置は、“黄変深さが不明”で、適当に 削っただけだし、表面の鏡面研磨もしなかったので、“輝度アップ”も“黄味低減”も不発(?)でした。(左写真<クリック>)

更に、インバータの問題か?と、外部インバータを使って無理矢理電流を増やしてみたけど、左程色味は改善出来ず。

ゴミ等の残留
導光板を取り出して処置するのは、以前にも何度かやった事がありますが、埃の多い部屋で扱うと必ずゴミ(糸くずや細かい塵)が入り込むので、除去が大変です。(左写真&<クリック>)

(“自己戒律”として、レンズ・シート類や導光板を、極力裸で曝さないことや、それらを出来るだけ垂直に立てた状態で扱うことなどに注意しているのですが、それでもゴミは容赦無く入り込みます。これらを取り除くのが、かなり難儀!)
それを言っちゃぁ、お終いなんですが、R30の作業途中で、“このパネル 彼程苦労の 価値ありや?”と疑念もよぎる、この辛さ♪...やはり、xxか?

結論
よく考えたら、プラスティック導光板の端面を平滑に鏡面研磨する技なんて、実は持っていなかったし、事前に試してもいなかったのが敗因の一つかも。
それに、当苑の腕と場所では、ゴミ等の混入は“絶対に避けられない”ので、“導光板いじり”は、やはり実用的な改善手法では無さそうです。orz

で、R30/R31系のパネル3枚の輝度・色味改善作業で得た“思い”は、“この系統の画面明るさは、元々こんなものだったんだ♪”(冗談ですが)
それにしても、3本も取り替えた蛍光管交換の効果の無さには、ガックリ!(これが、後期ThinkPadジャンクの特徴で無ければいいのですが)

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