[131002]
百五円ピストルを、試しに買ってみた
元々「玩具ガン」に興味を持った発端は、“煩い野生鳩の追払い用”としてだったのだが、メカメカしい小銃への好奇心が嵩じて、「ジャンク趣味」から「玩具趣味」へと少し脱線気味。
ネットを徘徊していると、嫌でも目に付くのは「百五円トイガン製品」のことで、ならば一度は見ておこうと、「BB弾ビッグファイト(BB弾約50発付!−BB弾関連記事)」を買って来た。(\105税込み)
“対象年齢6歳以上”だそうだから、1歳半の孫息子にはまだ不適だが、その内興味を持つかな?いや持たないかな?(...出来れば、“競争心、闘争心”の方は、そこそこ持って欲しいが。笑)
この玩具は、子供達が撃ち合いをして遊ぶのには“十分な作り”だし、“オモチャ箱の肥し”にせず“使い捨て”に出来るから、適価で合目的な品物だと思う。(一点、大きな不具合を除けば、だが)
でも、遊び道具を自分達で工夫して作ったりする“切っ掛け”にはなりそうにない。
(昔、細棒を組み合わせた「輪ゴムを飛ばす鉄砲」を作って遊んだ記憶があるが、もうそんなのは、このピストルには負けるだろうし)
この「玩具ピストル」、使い捨てには向くが、銃口を下を向けると弾が勝手に零れ落ちるし、表面の仕上げも雑なので骨董品向きではない代物だ。子供と親父が、撃ち合って遊ぶにはいいだろうが、親父のコレクションには向かない。(笑)
(弾は結構飛ぶので、撃ち合いには、やはりゴーグルは必須かも)
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比較
他のエアガンを買った際にオマケで添えられていた日本製の“小円盤飛ばし銃”(左写真の下側)と比較してみると、2点ほど“雑さ”が目立つ。(左写真の上側)
一つは、表面の平滑性や均質性が良くないこと。
他の一つは、合わせ状態が悪く、あちこちに隙間があること。
これらの不具合は、製造装置や製造技術に問題があって、一番コストの掛かる「金型」や「注入素材」に、手間とお金を掛けていないからだろうと思う。
でも、全体の形状は、ちゃんと「拳銃」らしく仕上がっているので、その点は合格!(左写真<クリック>)
弾の零れ落ちと内部構造
(BB弾を上から5,6個入れて蓋をして、)下側の的に向けて試射しようと引き金を引いたら、打ち出す前に、弾がポロポロと零れ落ちて来た!...えー、なんだ、なんだ?
そこで、ビスを外して中を見た。...しかし、開けたのはいいが、バネが外れて、手を弾いた!...痛ッ!
ま、それは兎も角、中の構造は、左写真&<クリック>の如く。
よく見ると、BB弾の出口は、引き金を引くまでは、バネで塞がれているが、引き金を引いた時は、オープン・スカイ♪ あれまぁ!
「銃口」を下向きしにしておくと、弾が零れ落ちるのは必定だ!...何という設計か!
まぁ、通常なら、弾の出口にフェルトなどを張って、弾が零れだすのを軽く抑える策を施すのだが、これにはそれが無い...こうした所は、(心配りの出来る技術者が設計した物ではない)“お粗末さ”だろうと思う。
よって、「的」が下方に置いてある当苑では、これは使い物にならない!と判明|判断した。(笑)
付属のBB弾
先日、ダイソーで、6mmのBB弾(だけ)を買って調べたが、これに付属している弾を調べてみた。
重さは、約0.13gで、直径は約6.0mmだった。(左写真&<クリック>)
このBB弾は、指で摘んだだけで、その軽さが分かる。
通常のエアガン(0.2g用GLOCK 17L)に、この0.13g弾を使ってみたら、“フワフワ感”がある。つまり、空中での弾道が定まらず、打ち出す毎に、右や左に逸れる感じ。
弾(のサイズ)は、結構精度良く作られているようで、銃筒の中を通過する時に詰まったりはしないと思うが、弾自身の“表面の平滑さ”などは、問題かもしれない。
鍛冶屋さんが「一言板」で仰っていたように、こうした安物弾は、“的に当たるとバラバラに割れる”ってのは、多分「残留歪」が多いせいではないかと想像するが、そんなのも“弾の飛び方”に関係するかも。
それに、外界の空気の流れ(風)にも弱いだろうし、屋外で飛ばす(玩具の)「小型RCヘリ」と似たような状況・運命にあるなぁ!と思った次第。(苦笑)
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