[130712]
RCヘリ2号機で、空撮をしました
良部品の合成で2号機を作りましたが、それを持って、(暑中であまり人が居ない)広い公園で高空空撮をやってみました。(左写真<クリック>で動画再生、YouTube映像(3))
最後に降ろした|落とした場所が、車の来る頻度が少ない車道だったので、事件にならずに済みましたが、危なかった!(左写真)
進行方向の制御が出来ない“鈍重ヘリ”は、屋外で高くまで飛ばすのは危険ですねぇ。
“上下動”や“左右振り”の応答は良いけれど、思うように“前進”や“後進”が出来ず、微風にすら負けて流される〜!
殆どノーコン(非制御)状態で、何処へ飛んで行くか分からなかったので、一瞬ですが恐怖を味わった!(それに、下から追っ掛けて行くのに、息が切れた!ハァ〜ハァ〜...苦笑)
この機体[H2051]タイプで、トライしてみて、色々分かった事がありました。
一つ目は、「前進/後進」が思っていたほど切れが良くない!つまり効かない!...風に流されると、対抗出来ず。(トホホ!)
二つ目は、降下や落下時にアンテナ線が回転軸に絡み付いて害を為す!
三つ目は、搭載カメラの性能はまぁ良いが、一度落下した後、画面下方に“ピンク色の影”が出始める。(=不良化)
“前進/後進の鈍さ”は、“ジャンク機”だからではなくて、元々の設計ミス(≒主回転翼(メイン・ロータ)&尾回転翼(テール・ロータ)の力関係不整)だろうと思います。多分、“安定上昇”だけを考え、“前進/後進”は気流(=風)を考えず、形だけでお茶を濁したか?
「尾回転翼」で機体を傾けて前進/後進をさせる方式だと、強い主ジャイロ(安定維持)機能を無理に崩させるわけだから、「尾回転翼」が十分働くか、「ブーム」が十分長くないとダメだろうと思いますね。
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風に弱いのか?
“よもや、こんなに前進/後進が難しいとは思いもしなかった!”ので、実地試験をしてみました。(左写真&<クリック>で動画再生、YouTube映像(4))
どうやら、この公園では、今日は(左写真の)左方から吹いて来るようなので、1号機、2号機で試してみました。(左写真は1号機の例)
操作では、一生懸命、前進させようと力んでいるけど、機体は前へ進めず|進まず。
風の強さによっては、後ろへ押し戻されてしまいますね。
機体自身は、回転翼の軸より前に重心があるのですが、置き方によって飛び上がり方は多少違うようです。(でも、いきなり斜め後方に飛び上がったのには、ビックリ!)
中空空撮
公園の芝生をはみ出さないように中空に揚げて撮影してみました。実は、これは上の実地試験中の機体から撮影した映像です。(左写真&<クリック>の映像、YouTube映像(5))
どうしても風に流されてしまい、お散歩中の人達の迷惑になってもいけないので、最後は急激に落下させた。(が、芝生をはみ出てしまい、遊歩道に落っこちたので、“操縦?失敗!”)
それにしても、落下時は、コントロールが利かないためでしょう、無茶苦茶|ガタガタな姿勢で落ちてきますねぇ。
風が無ければ、結構面白い映像が撮れそうに思ったのですが、風に逆らって前進/後進が出来ないと、やはり無理!
(その点で、「飛行機」の方が、前進あるのみですが“風には強い”かも)
アンテナ線の巻付きと改善
飛ばしていて、垂れ下がっているアンテナ線が、落ちる瞬間にロータ軸に絡み付いてしまうことが幾度もありました。時には、線を引き千切ってしまうことも。(左写真)
...これは、大変拙いですね。ロータが廻らなくなって、駆動モータの方にも過重負荷が掛かるし、バッテリにも悪影響があります。
そこで、後智恵ですが、「後部飾り脚?」の下に固定し、残りは「着陸脚」に結び付けました。(左写真<クリック>)
“制御電波の受かり具合”は不明ですが、あまり変わらない(で欲しい)と思っています。
それと、このアンテナ線の長さが“60cm”と意味不明の長さなのですが、制御電波が40MHz(λ=7.5m)なら、せめてその整数分の一、例えば1/16≒47cm辺りにしておけばどうかな?と思ったり。(左/上写真<クリック>の手前のアンテナ線) ・・・ (ま、この辺りの長さなら、少しでも長い方が有利ではあるのですが)
尾回転翼(テールロータ)のこと
このタイプの機体は、「尾回転翼」を廻して“機体の尾部”を持ち上げるようにすれば、機体は前進します|するはずです。
ところが、「主回転翼」や「スタビライザ」の力が強いと、「尾回転翼」が相当頑張っても、“機体を十分に傾けること”が難しいらしい。
勿論、これは、“機体重量”と“主回転翼の力”とも関係があるでしょうし、これより小型の機体なら「尾回転翼」の効き具合はずっと良くなるはず。
あるいは、尾回転翼の位置を、もっと(ブーム|シャフトを伸ばして)後ろにすれば、(テコの原理で)効き易くなるかも。
でも、この機体は、そのどちらにも失敗しているようです。
今はアイデアの段階ですが、機体を傾けずに、そのままで後ろから押して前進させたり、引いて後進させたりすればどうか?と考えてます。
今の尾回転翼(左上写真)では、小さ過ぎるかもしれませんが、現在の構造を大幅に変えずにやれそうなので、一度実験してみるつもり。(左上写真<クリック>)
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