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[150214]

テレビ・ドアホンのジャンクを、買ってみた

現用のビデオ・インターホンの拡張用として、他社の(ジャンク)品が使えないかどうか興味があったので、先回(送料を節約すべく)2台一緒に買ったのだが、もう1台の方がこのAIPHONE MK-1Mだ。(図2<クリック> \500)
先のTDF-Mは、ハンズフリー型だったが、これはハンドセット型で、やや大きい。
(尤も、現用のPanasonic VL-V420も、これと同じ形状なので、置き換えたとしても、それ程違和感は無いのだが)

本機は(電源部不良化直前らしい?)ジャンクだが、一応は正常に動作することが分かった。(図1)
だが、この機種も、やはり、拡張システムには利用出来そうになかった。orz
本機の拡張用親機として使えるのは、MK-1Hだけだそうだ。

このMK-1Mを、もう一台買って、拡張親機として使えないか?あれこれ調べようとしたが、何分「親機増設・分岐の原理・手法」が良く分からないので、現在は、試行錯誤の状態。...今回は、途上の覚え書。
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回路の推測
先ず、試したことは、現用のインターホン(Panasonic VL-V420)系に接続出来るかどうか?また、TELECALL TDF-Mに接続出来るかどうか?だが、いずれも不可!だった。
(ただ、このAIPHONE MK-1MTELECALL TDF-Mは、子機同士を入れ替えても、動作するようだ。しかし、“親機の増設”には、役立たず)

今、知りたいのは、『増設端子の無い親機に、同種の親機を接続した系』で、『子機から両方の親機を同時に呼び出し、以降は、先にハンドセットを取った方の親機と(映像通話の)やり取りが出来るようにする方法』だ。
こんなのは、知識があれば簡単だろうし、頭が良ければ直ぐに思い付けるのだろうが、目下の私には大変な難事業だ。(苦笑)
何か手掛かりは無いか?と基板を眺めてみた。(図3)
ICが多用されていたら、その資料を見ると何ほどかは分かるのだが、この基板は回路を詳細に追わないとダメなようだ。
(因みに、TELECALL TDF-Mの方は、MC34118というMOTOROLAのICが使われていて、その主機能が予想し易かった。図4<クリック>
参考:ALLDATASHEET」のPDF資料

制御は専用マイコン
一方、このMK-1Mは、主な回路がディスクリートで組まれているのと、それらの制御を、MITSUBISHI M34510MというIC(4ビット・1チップ・マイコン?)で行っているようで、その主機能については、あまり手掛かりが無い。orz(図5)

原理は、(多分)
 1.子機の押しボタンでの電流増加(または呼出信号?)を検出し、事前活性化
 2.親機ハンドセットのオフフックで、主(音声増幅?)回路を本格活性化
 3_1.子機から送られてくる音声信号と映像信号をフィルタで分離
 3_2.映像信号で、平面ブラウン管に映像を表示
 4_1.音声は、受話回路で子機からの音声信号を増幅
 4_2.送話時には受話回路側を抑制してハウリングを防止
てな具合だろうと思う。

で、今、これに増設用親機を付けたいのだが、適正純正品の価格が高い場合や入手困難な場合、代替品としてどのようなものが使えるか、あるいは機能を持たせるべきか?を知りたいわけだ。

接続端子
メーカのサポートにお尋ねしたら、このMK-1Mの増設用親機にはMK-1Hがあるという。
そして、接続線は、A1,A2ラインに、子機と並列に接続するそうだ。(図7)
はて?このMK-1MMK-1Hとに、どんな違いを持たせてあるのだろう?
(そこまでは、尋ねなかった)

もし、同じものなら、入手が容易な方(MK-1M)で、代用出来ないか?と考えた。
だが、(送料の方が高いから、)確証が持てない限り、追加の“試し買い”はしたくない。

ネット上の情報から、MK-1MMK-1Hの外見上の違いを探ったが、特に違いは見当たらなかった。
例えば、刻印のある箇所でも、どちらにもパーツは付いていなかったりする。(図8<クリック>
となると、“内部回路の違い”の方を探りたいのだが、技術資料などが見当たらないこともあって、なかなか進まない。

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