[2018年6月13日]
FMV-E8250の電源劣化が、露見
前に試して、“空(域)”の眺望には物足りない「Qcam V-UCC22」(“タドン重ね”)なのだが、折角買ったものなので、もう少し使ってみようと、2台を並べてみた。(図1)
(FMV-E8250+E8230系では、4画面表示が快調に動いているので、それを乱さないように、)これらはサブ機上で動作させていた。(図2<クリック>)
その時は、問題など無かったが、(元ジャンク)FMV-E8250のUSB系に繋ぎ込んだら、この本体の電源が落ちてしまった!
そして、一旦切れてから、また再起動を始めるという“悪循環動作”に入る始末!?
(やはり、ジャンクはジャンクか?コマッタ!コマッタ?)
別立てで実験していた理由は、この「Qcam V-UCC22」2台を同じUSBライン上で動かす/制御することが容易ではなかったから。
単純に、映像を映すだけならいいのだが、それぞれのカメラの向きを、「制御/コントロール・メニュー」で自由に変えることが出来ないのだ。
例えば、「AmCap」にしても「LiveCap2」にしても、「制御メニュー」が、片方(順序が後の方)のカメラだけにしか有効に働かない。
しかし、偶々だが、「自作プログラム(UCam10.exe)」では、“1台ずつの表示”なら、それぞれを“制御”出来ることが分かっている。
尤も、2台同時に有効にすると、通例通り、後の方のカメラだけにしか“制御”が効かないのだが。
(このQcamの“1台のみ制御可能”の問題は、まだ、詳しく追っ掛けてはいないので、解決方法は分からず)
まぁ、そうした厄介さはあるが、一応、「自作プログラム」を使えば、2度に分けた“向きの制御”も可能なので、現行の「4画面同時表示系」へ組み込んでみようとした。
しかし、今回図らずも、E8250の電源劣化が露見してしまった!
仕方無く、急いで/取り敢えず、これを手持ちのFMV-E8290(ジャンク)と置き換えた。
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+++ 移転予定が... +++
現在は、“動画の同時表示”は、4画面/4箇所が最大で、それ以上は、画面を切り替えるしかない。
ただ、カメラ群の方は、最大10台まで準備・接続して置けるので、其処に新しいカメラを加えておこうと準備を進めた。
このQCam V-UCC22の準備・設定は、サブ機(YV-21A/W5)の方でやって、これでいいだろうと、FMV-E8250+E8230系の内、E8250の方の「USB-HUB」にUSBラインを繋ごうとした。(図3)
ところが、何か様子が可笑しい。
調べると、「デバイスとプリンター」の「デバイス群」の中に、“タドン重ね”(QCam V-UCC22)のアイコンが現れたり消えたりするのだ。(図4<クリック>)
そうしている間に、突然、本体の電源が落ちてしまった!(アリャリャー)
慌てて、多くのFMV機特有の(横からは見難い)「状態表示用液晶表示」を“鏡”を使って覗き込んでいたら、勝手に再起動して来た。...その後も、同じ繰り返し!
+++ 上下機の変更確認 +++
上記のような、勝手な“電源断と再起動”の繰り返しなので、これはもうジャンクE8250の“電源不良”に違いないとみた。
これまでの通常のカメラ3台位までは、接続しても異常は無かったが、ここにQCam V-UCC22 2台(分の負荷)を繋ぐことは無理なようだ。
そこで、試しに、E8230の方に接続してみたら、こちらは平気の平左!
“タドン重ねカメラ(QCam V-UCC22)”の“向き制御”なども可能だった。(図5)
念の為、再度、E8250の方で、USB-HUBに+5V電源を加えて、USB電源を補強してはどうかを試したが、その効果は無かった。(図6<クリック>)
本体内部の電源の弱さが、一番問題なのだろうと思うが、やはり、このままは放っておけない!
上下を入れ替えることも考えたが、下側のE8230は(今は)表示部が無いので、それを整備するのに余計に手間が掛かるだろう。
+++ 入れ替え +++
一番手っ取り早いのは、手持ちの(ジャンク)FMV-E8290と入れ替えることだ。
大きさも同じだし、CPUも「Core 2 Duo」だから、十分間に合う。
で、(“タドン重ね”2個追加で)USB負荷が重くなっても、問題無し!(図7)
ただ、困ったことに、このジャンクには、電源投入前の、“セキュリティボタン”による“ロック”が施されていて、その解除には[1],[2],[3],[4]、[Enter]とキー入力が必要なのだ。(図8<クリック>)
つまり、立ち上げる時、単純に「電源スイッチ」を押しておくだけでは済まないってこと。(迷惑な話だ)
この“セキュリティ・ロック”を外せないかと、試しに、(機種違いだが)FMV-E8240用「ドライバーズ・ディスク」などを買って(¥964送料込み)、それの「セキュリティボタン for Supervisor」をインストールしようとしたけど、Win7ではダメ!
また。「リカバリー・ディスク WinXpモデル」の方も、機種が違うから、当然/全然ダメ!って、八方塞がり!
(FMV系のリカバリ・ディスク類は融通度が低いので、コスパは極めて悪い。今回、更にその感を強くした)
結局、当分の間、この「セキュリティ・ボタン」とのお付き合いが続きそうだが、止むを得ない。