[二〇十六年三月十九日]
ミニ・ドローンを、買った
以前から、(廉価品の)ミニ・ヘリコプターの方向制御性が気になっていた。
つまり、風に流されるとどうしようもない熱気球のようなものって感じだったからだ。(図2<クリック>)
それが、昨今のドローンのように四軸や六軸制御だったら、多少の風があっても、思うような方向に動かせるのではないか?と考えた。
だが、大型は高価だし、それに法規制が掛かってしまったので、屋外飛行は厄介だ!
そこで、「室内用ミニCX−10A」を買ってみたが、酢漬けにしてしまった後、室内飛行もままならず。
今回、新たに、「2.4GHz QuadCopter DRONE」とかいうミニ・ドローン(新品ジャンク)を買ってみた。(図1 ¥1、490送料込み)
だが、これも、大変飛ばし難いから、早晩お蔵入りだな。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
操作性と飛行動作
何度も飛ばしてみたのだが、これの操縦性の良さ?悪さ!は、(半端ない?)半端ではない!(動画1<クリック>)
その飛び方は、将に、UFOそっくり!(尤も、私は直接見たことないけど。笑)
「動画1」は、安定して飛んでいる部分だけを採った、謂わば“いい処取り映像”で、実情はそんなものではなかった!(泣)
最初は、如何にも真上に上がりそうになるのだが、そのままスーッと横滑りして行く。
それを補正しようとしても、「主スティック」では、効き過ぎるのだろう、あっちこっちへ飛び捲って、補正もままならず。
「調節ボタン」では、効きが悪くて、補正をする前に移動してしまうから、どうしようもない。
コントローラ
実は、当初、この飛行物体どちらが頭で、どちらが尻尾なのかが分からなかった。
何度か飛ばしてみて、やっと、「赤いプロペラ」のある側が「頭」だと分かったのだが、飛ばしている時には、向きが混乱してしまい、結局は操作を誤ってしまう。
それに、「スティック」の効き具合や設定の程度も、雑過ぎる!(図4)
私のような素人が言わせて貰えるなら、先ず、「初動(デフォルト)」では、「スティックの前後左右効き」を微弱にしておいて、素直に垂直上昇・下降が行えることが必須だ。
慣れるにしたがって、「スティックの効きの度合い」を、段々大きく出来るようにして、マニアックな曲技飛行でも何でもやれるようにすべきだろうな。
これが想定しているように、最初から曲技飛行をしたいなんてのは、(初心者なら)誰も思わないのではないかな?
日本の電化製品などが(外国人に)魅力的なのは、そうした“使用者への木目の細かい思い遣り”が製品設計に織り込まれているからなのだが、この中華製は其処にまで考えが及んでいないのだろう。
まぁ、ドローン技術そのものが、もっと進めば、こんな玩具の方も改善されるだろうけど。(苦笑)