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[140912]
トミカ 高速路(ジャンク)を、修理した
「トミカ峠 やまみちドライブ」の面白さが気に入って、更に「にぎやかドライブ」&「メガ(・チェンジ)・パーキング」(欠品ありジャンク\1,312送料込み)と、別途「にぎやかドライブ」&「ダブル・ループ」(部材の寄せ集めシャンク\1,135送料込み)を買ってみた。
あっという間に、こんな大きな玩具箱・ダンボール箱(図2<クリック>)が増えちゃった♪
2組の「にぎやかドライブ」はどちらも、小物の欠品以外の“大物類”などは全部揃っているから“使いもの”にはなるのだが、やはり「電動スロープ(カー・エスカレータ)」が不良で、いずれも(モータ音はするが)動作せず。(図1)
で、(いそいそ?てきぱき?)と、それらの修理に取り掛かった♪
(実は、“ジャンク買い”は、これも愉しみ!?)
どちらも不動原因だった「小駆動ギア」を接着固定したら、モータだけ空転することが無くなった。修理は上手く行って、「ベルト」が正常&スムーズに動くようになった!
問題の「小(駆動)ギア」はどうしても過負荷を強いられるから、スリップしたり割れたりするのは当然なのかな。
ま、外箱の痛み具合からすると、この「小駆動ギア」も相当頑張って働いて来たようだから、“仕事振り”を褒めてやらねば!(笑)
修理してから気が付いたのだが、「にぎやかドライブ」の「電動スロープ」の2本のベルトは、左右で速さが違うようだ。
尚、走行実験などは、また今度だ!
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分解(裏蓋)
修理には、先ず分解が必要だが、これは裏蓋(ビス2本)、裏ユニット(ビス6本=長2本+短4本)の2組を外したら、中身が分かるようになった。(図3)
「配線」がやけに細いが...こんなもんかな?
「モータ部とギア・ボックス」は、ビス2本で留まっていたが、これを外すのには、更に両側の「ローラ押さえ」も外さねばならなかった。(図4<クリック>)
2台修理した内の1台目は、「ベルト部」も含めて全部外してみたのだが、2回目は(ベルト部はそのままで)モータ部だけを抜き出して外した。
「裏ユニット」を引き回していたら、配線が切れてしまい、一度半田付けをする破目に。
(だから、出来るだけ、そっと丁寧にやれ!ってか?...!苦笑)
ギア・ボックスとギア割れ
問題の「ギア・ボックス」を開けて見た。ビス小2本+中3本で留められていて、これも比較的分解は容易。(図6<クリック>)
動作不良の原因は、どちらもモータ駆動軸の「小ギア」で、“空回りしていた”のと、“割れていた”ためだった。(図5)
“減速比”からみると、他のギアとそれ程違いは無いようだが、やはり、ここが一番過加重になり易い箇所らしい。
後で分かったことだが、ここのギア群の“減速比”の差で、“左右の巻き上げ速度”を違えてあるようだ。
ギアの接着・固定
で、不良原因の「小ギア」をモータ軸に固定する方法だが、以前、ラジコン・ヘリでの修理をした経験から、ある瞬間接着剤で接着固定が出来ることが分かっているので、それを使うことにした。(図7)
ところが、この「小ギア」を触っていると、無色グリスでベタベタ。
よもや“軸孔”の中まで入り込んではいないと思ったが、念の為、トイペの切れ端で“紙こより”を作って、“軸孔”の中を掃除。(図8<クリック>)
もし、実際に入り込んでいたなら、この程度の清掃では拭い切れないとは思うが、最終結果は良好だったから、これでも問題は無かったようだ。
「小ギア」をモータ軸に挿した状態で少し窪みが出来るようにして、そこへほんの僅か接着剤を垂らし、「小ギア」を一瞬少しだけ廻しておいた。
これは、固まる前に、接着剤を接触面全体に広げたいと思ったからだ。(結果は、拙くなかった)
修理成功!
組み上げる前に一度試運転はしたが、「裏ユニット」を組み付けた途端、「ベルト」が廻らなくなった!...あれ?
再度開けて見ると、中の「配線」が「ベルト」に絡まっていて、抵抗勢力になっているようだ!...けしからん!
(二三度、やり直してみて、最後は、絡まない側へ「配線」をセロテープで固定した)
以降、安定して廻り出したので、全体を組み上げて、動作状態を見た。
これで上手く行くようだ!バンザイ!(図9 ぱらぱらアニメ)
尚、電池は単2型が2本必要で、(アルカリ電池でも良いだろうが、)手元のマンガン電池を使った。
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