[表紙頁]へ  関連記事の目次へ
[150424]

MK-1M同報システム3の試行を、開始

最初に買ったAIPHONE社のインターフォンMK-1M 1号機はジャンクだったが、特に不具合も無く、現在も安定に動作している。
これにジャンク2号機を足して、1,2階同報システムを考えていたのだが、その2号機の「音声応答」が不可で、修理の見込みが立たなかった。

そこで、主な不動原因が判ったし、多分同じ原因だろうと推測した不調ジャンク3号機(運天任せで、)買って、修理(電解コンデンサの入れ替え)してみた。
結果、見事に正常化出来た!

子機(図2<クリック>)、1号親機、3号親機を組み合わせて、暫く机上で確認実験(図1)をしていたが、上手く行きそうだ♪

勇を鼓して、実際に組み付けて本格運用に入ったのだが、今日までの3日間、問題も無く正常に働いている! ・・・ 更に、このまま継続して、使ってみるつもり。
尚、「線引き出し部」には、“組み付け”や“取り外し”が容易なように、クリップ式ターミナル(仮称 9組\200税込み)を使っている。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
3号機の不良修理
MK-1Mの3号機も“動作異常のジャンク”で、不良原因は不明だったが、2号機の不良箇所が一つ(電解コン)分かったので、それの修理を想定して、買ってみた。(\1,300送料込み)

品物到着後、そのまま電源コードを繋いで電源SWを入れると、懐かしい(?)カチカチ音が聴こえて来た。(笑)
やはり、不良原因は、例の電解コンらしい!(図3)
早速、別の電解コンを宛がってみると、(文句無く)正常に動作するようだ。

その不良化電解コンを外し、別の電解コン(100μF,50V)を半田付けで留めた。
それ以降、この3号機は、異常動作をすることも無く、普通に動作している。(図4<クリック>

参考資料とシステム構成
ところで、MK-1Mの増設用親機は、正規にはMK-1Hだそうなので、当初はその機種を探したのだが、いずれも(正常動作品の所為もあって)高値で手が出せなかった。

その代わりに、安値で入手の可能性があるMK-1Mジャンクが使えないものかと、資料を探し回ったら、英文の参考情報が見付かった!
MK-1MDの“D”は、「Door lock」型の意味ではないかと推測)

その中のインピーダンス関係を見たら、子機=主親機=副親機を単純に並列接続しても良さそうな図があった。(図6<クリック>
また、それ以降のページにも、MK-1MD or MK-1HDなどの表記があり、MK-1M、MK-1Hのどちらでも増設用として使える!との確信を持てた。(図5)

因みに、Panasonic VL-V420系でも、増設を試みたのだが、とてもではないが、こんな素直な接続では実現出来そうにないので、“手動SWで切り替える方式”にしていた。 ...まぁ、それが不便なので、今回の同報システムを目論んだわけだが。

尚、MK-1Mに近そうな機種とみて、MJ-1Aが使えないかと、それの不動ジャンクを買って調べてみた。(上記ジャンクと同梱で\500)
...だが、これの電源関係の不良の修理は、私には無理なようだ。
...低コスト化のためか?配線パターンが、かなり稠密で、回路構成も酷く分かり難く、面白味も少ない!
...暫く繁々と観察した末に、修理の手掛かり無し!として、廃棄処分の方に廻すことにした。
...また、子機MJ-DAMK-DAの入れ替えもやってみたが、そちらも上手く動作せず。

並列接続の実際
この壁掛け型インターフォンは、「各種線の接続」が実に難しい!
(出来れば、手が3本以上欲しい!笑)

その代わりに、「本体」の取り付けを先に済ませてから、“線群の接続”が出来るように、「延長線」と「クリップ式ターミナル」を使うことにした。(図7、図8<クリック>
これだと、不具合が出て来ても、直ぐに外して、本体のチェックが出来るだろうと思う。
(子機−親機間の接続は無極性だが、親機−増設親機間の接続は、有極性でA1はA1に、A2はA2に接続)

このクリップ式ターミナルも、実は一挙動で2本同時に止めることが難しいので、1本ずつ留める面倒さはあるのだが、手は常に2本で済むので、具合が良い!

(プロなら、こんな無駄なことはせず、2本を捩って、本体の1箇所に堅く締め込んでオシマイだろうが、そんな方法は、私のような何度も入れ替える“ガサゴソ実験屋”には不向きだもんな)

[表紙頁]へ  関連記事の目次へ